日記

出会いの季節は恐ろしい

人を嫌いになるというのは恐ろしい。 一旦嫌いになってしまうと、(それまでならばさほど気にならなかったことでも)、もはやその人の言動の全てにストレスを感じてしまうようになる。 そして、嫌いになる人というのは、大抵近くにいる。 近くにいる人を嫌い…

蹴りたい顔面と苔

その人が視界に入ると苛々する。 そういう人がどの職場でも、たいてい、一人はできてしまう。 新卒で入社した会社にもいたし、書店員をしていた時にも。 学校司書をしていた時にはいなかったかも。 いまが一番最悪。 一人しかいない上司が、その、視界に入る…

斜めの目

人として腐っていっている気がするきょうこの頃。 でも、それでもいいやと思ってしまいそうなくらいには、なにかが決定的に欠けてしまっている感じ。 かと言って、どう生きるのが立派なのかもわからない。 立派になりたいのかどうかも。 明後日は高校の学校…

力の強い親知らず

健康でありたいと思いながら、健康であるときにはその有難みを忘れてしまう。 そういう節がある。 どことなく、恋人がほしいと思いながら、恋人がいるときにはその幸福に鈍感になってしまうのと同じような。 ここ一週間は親知らずのことばかり考えている。 …

知らない歯の痛み

本業のやる気というやる気を失いつつあるきょうこの頃。 歯が痛い。 正確に言うと、歯肉なのだろうけど。 おかしな向きで顔を出している親知らずが悪さをしているのか、その影響で周りの歯肉が炎症を起こしているのか。 この前泊まったホテルの歯ブラシの硬…

外側

なにかに熱中している人を見ると、心がざわざわする。 好きなことがないわけではないし、やりたいことがないわけでもないのだけれど、なんだか、取り残されてしまうような気分になって。 外側に自分ができたのは、いつ頃だろう。 中にしかなかった頃は、目の…

人として

人として、という言葉が時どきものさしになる。 人のものを勝手に使うって、人としてどうなの、とか、そういうの。 実際、上司がよくこれをして、消しゴムやボールペンがどこかにいく。 きちんと謝ることもしない。 ゴミが、と思うけど、大人なのでゴミです…

煙草を吸ってはいけない馬鹿

アパートの出入り口の所の、道路との境目には、黒い背の低い網のフェンスがある。 そこに、いつからか洗濯ばさみで空き缶が取り付けられるようになった。 日に日に、缶の中には煙草の吸殻が増えていく。 雨が降ると、そこに水がたまって、茶色い液体があふれ…

漢字検定を受けようかどうしようか

漢字検定を受けることにした。 中学三年の時に、受験に有利になるということで頑張って準二級までとっていたので、二級から。 数年前にも受けようと思って、テキストを二冊買っていた。 少し古くなってしまうけど、それでいけるでしょう。 2月か6月かにな…

救うと掬うと巣食う

やさしい仏像という本を買った。 マンガで教養 やさしい仏像 (マンガで教養シリーズ) 作者: 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2016/12/07 メディア: 単行本 マンガもあって、とても読みやすい。 それから、この二冊も。 完全版 仏教「超」入門 (ディス…

栄養と汚物

昔から、車に酔いやすかった。 遠くを見るようにしなさい、とか、文字を読まないようにしなさい、とか、まどを開けなさい、とか言われたりして、でも、言われた通りにしたとしても、どうしても酔ってしまう。 親の車はまだよかった。 子どもが酔いやすいから…